
新型コロナウイルスの影響で、今年の青森ねぶた祭りは中止となりました。
青森ねぶた祭りが中止となるのは、実に62年ぶりだそうです。
毎年大人気のお祭りですので、楽しみにされていた方は非常に残念だと思いますが、
感染拡大防止のためには英断だったのではないでしょうか。
しかし、青森ねぶた祭りがなくなるわけではありません!
来年、再来年…と情勢が落ち着いたら行きたいですよね?
そのために、今回はコロナが落ち着いた後に楽しめるよう、青森ねぶた祭りの観覧方法について先取りしちゃいましょう。
ねぶた祭りとは

ではここで、青森ねぶた祭りが一体どんなお祭りなのかご紹介します。
青森ねぶた祭は、毎年300万人近い観光客が訪れる東北最大規模の夏祭りです。
仙台の七夕祭り、秋田竿燈祭りと並んで「東北の三大祭り」と呼ばれています。
また、2020年のお薦め旅行先として世界的な旅行ガイドブックや有力誌が東北地方を選びました。
その効果もあって、国内のみならず海外からの観光客も年々増えているのだそうです。
そんなの青森ねぶた祭りの魅力は、大型の人形ねぶたをのせた山車です。
毎年色鮮やで迫力のあるねぶたには圧倒させる方も多いはず。
また、ねぶたの周りで踊る「はねと」と言われる踊り手集団が「ラッセラー、ラッセラー」と声を出しながらが跳ねるのも青森ねぶた祭りの特徴です。
青森ねぶた祭りを楽しむ方法

世界中から人が訪れるお祭りですので、当日は大勢のお客さんがいます。
そのため、「人が多くて見られなかった」とせっかく来たのにねぶたを見られないなんて悔しい思いはしたくないですよね。
そこで楽しい思い出を作れるよう、青森ねぶた祭りの観覧方法を3つポイントをご紹介していきます。
事前にねぶたのスケジュールをチェック
青森ねぶた祭りは、毎年8月に開催されます。
開催日は8月1日より前夜祭が行われ、2日~8月7日まで約1週間ほど開催します。
詳しいスケジュールは、
8月2、3日:子どもねぶた、大型ねぶたの運行
8月4,5、6日:大型ねぶたの運行
8月7日:昼に大型ねぶたの運行、夜に青森花火大会、ねぶた海上運行
となっています。
「1週間丸ごと楽しみたい!」という方もいらっしゃると思いますが、中々時間を取ることが難しい方もいるでしょう。
青森ねぶた祭りは、毎年練り歩くコースが決まっているのです。
そのため、気になるねぶたが出る日時やコースを事前に調べることが出来ます!
ですので、興味のあるねぶたがある方や「知り合いがこの日に出るからここに行きたい」という場合でもピンポイントでスケジュールを組み立てられます。
これなら時間がない方でも効率よくお祭りを楽しめると思います。
盛り上がるのは4日~6日目
では、1週間のうちねぶた祭りが一番盛り上がる日程はいつなのでしょうか。
それは、一番観客が増えるのは8月4日~6日の大型ねぶた運行になります。
その中でも、6日の夜が一番盛り上がる日になるようです。
なので、ゆったりとお祭りを楽しみたい方は別の日に行ったり、もしねぶたと写真が取りたいということであれば、お祭りが始まる前のお昼の時間帯に済ませておきましょう!
座席の予約をしておくとスムーズ
花火大会などでも予約できる観覧スペースがありますが、ねぶたにも予約できる座席はあるのでしょうか。
ねぶたにも予約出来る座席があります。
10人以上から予約できる団体観覧席と9人以下から予約できる個人観覧席があります。
有料座席の購入方法は、チケットぴあやコンビニで事前に一般販売されるようです。
また、有料チケットを購入せずに無料で観覧することも可能です。
ただ、前日からの場所取りが出来ないので、無料で見たいという方は早めに現地に行かれた方が良いでしょう。
まとめ

青森ねぶた祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定された由緒あるお祭りです。
毎年ねぶたも迫力を増すと共に観客も増えています。
初めて行かれる方は、事前に調べておく方が良さそうですね。
「またねぶた祭り行きたい!」と思えるような素敵な思い出を作っていただけるように少しでも参考になれば嬉しいです。