期待の新大関「朝乃山」は横綱になれる!
新コロナウィルスの話題で暗い世相の中、新大関誕生は唯一
明るいニュースです。
この度、新大関となった「朝乃山」は昨年、初優勝した時から
注目されてきたと思いますが、期待の横綱になれる器です。
まだ大関として土俵にも上がってないのですが
横綱になるための条件を持ち合わせています。
そんな「朝乃山」を知れば知るほど、益々「朝乃山」の虜に
なっていくはずです。
あなたにだけたっぷりと「朝乃山」の魅力を教えちゃいますね。
横綱になれる朝乃山の魅力
遅くなりましたが
朝乃山関✨
大関昇進おめでとうございます🎊 pic.twitter.com/RBk0ChqonP— まっつん (@9LD2FvFhM65Esi4) April 8, 2020
自分の型がしっかりしている
「朝乃山」の相撲の特徴は、第一に自分の取り口の型がしっかりしていることです。
もうお判りと思いますが、左上手を取ること(右四つの型)です。
押し相撲の多い昨今、互いに胸を合わせての四つ相撲は相撲の醍醐味を感じさせてくれますね。
四つに組んでから行司に「のこった、のこった」と言わせる相撲はハラハラドキドキ、お互いどんな手を仕掛けてくるか見ごたえがあります。
「朝乃山」の基本はこの四つ相撲なのです。
これは高校時代の恩師からの教えが大きく影響しています。
富山商業高の相撲部の「浦山英樹監督」から徹底的に指導されています。
「朝乃山(当時は石橋広暉 ひろき)」は身体が柔らかく四つ相撲を取るのに向いていたのでしょう。
相手に当たる角度や上手まわしの取り方、寄る方向などすべてをたたき込まれました。
監督の期待に応えようと、厳しい稽古に打ち勝って四つ相撲を身に付けていったのです。
今日、その教えが活かされているのは言うまでもありません。
よく言われる「横綱相撲」とは、相手力士の激しいぶつかりを受け止めて四つに組んで寄っていくという相撲を連想します。
それができるのが「朝乃山」なんですね。
足腰が強い
次に足腰が強いことが挙げられます。
横綱になるための絶対条件です。
相手力士に土俵際まで攻め込まれてものこせる柔軟な足腰です。
投げに耐えられる強靭な下半身は見るものを引きつけます。
よく「粘り」という言葉を使いますが、この「粘り」こそ下半身の強さなんですね。
「朝乃山」には持って生まれた、柔らかな身体があります。
それに猛稽古に培われた強さが加わっています。
こうして横綱になる条件が備わっているのです。
朝乃山は絶対横綱になれる!
朝乃山
大関に昇進した本格派四つ相撲の力士
横綱も目指せるので頑張ってほしい https://t.co/V85hDocvph pic.twitter.com/9yhM51Wq26— 陳スーモ☎ (@sumo_2nd) April 5, 2020
各解説者の評判は?
それでは解説者は「朝乃山」をどんなふうに評価しているのでしょう。
辛口で有名な北の富士さんは
「長身だが下半身が低く、安定している。
題を挙げるならば立ち合いだろうな。
厳しさが出て前に出る馬力がつけば綱を張れるだろう。」
わかりやすい解説の舞の海さんは
「均整の取れた体型で、突っ張りもある。
右四つで胸を合わせての相撲は魅力がある。
将来性を感じますね。」
そしてあの白鵬関も
「私の後継者となって相撲界をリードしていく存在だ」と、最上級の評価を下しています。
横綱への誓いがある
さらに「朝乃山」には横綱への大きな思いがあります。
若くして亡くなられた高校時代の恩師への誓いです。
厳しく今の四つ相撲を指導していただいた「浦山英樹監督」に恩返ししたいと、これまで精進して来たのです。
監督には幕下優勝までは観ていただくことができましたが昨年の幕内優勝、この度の大関昇進は披露できませんでした。
もちろん、これで監督が満足してくれているとは「朝乃山」も露とも思っていません。
綱を張ってこそ恩返しができると思っているはずです。
四股名は本名を名乗るのが通例なのに「朝乃山英樹」と名乗っています。
監督への誓いの大きさを物語っています。
さらに「朝乃山」にはもう一人、雄姿を見せたかった人がいます。
大学時代の恩師「伊東勝人監督」です。
伊東監督は今年の初場所直前に55歳の若さで亡くなられました。
「朝乃山」には二人の恩人に誓った強い思いがあるのです。
少々の壁には負ける訳にはいかないのです。
まとめ
<新大関!朝乃山>
朝玉勢、朝鬼神、寺沢、朝童子が騎馬を作り朝乃山を必死に抱え上げます。#sumo #相撲 #新大関 #朝乃山 pic.twitter.com/ZwToN73Avg— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) March 25, 2020
「『朝乃山』は横綱になれる」をテーマに紹介してきました。
まわりからは期待を込めて横綱の器だといわれます。
これで少しはそれだけではないことが
お判りいただけましたでしょうか。
絶対に横綱になれると信じています。
怖いのは怪我です。
しかし、それをも跳ね返すくらいの気迫を見せてくれるでしょう。
これからは「朝乃山」が左上手まわしをどのように早く取るか興味深く見てください。
「朝乃山」がもっと好きになりますよ。
読了頂きましてありがとうございました。