ハンドメイド

ゴムビーズブレスレットを手作りしよう!テグスの結び方や型紙の作り方も徹底解説!

100均材料で簡単なビーズブレスレットの作り方や自分の手首に合う型紙の作り方を徹底解説していきたいと思います。

先日の記事で少し「伸びるテグス」について触れましたが、今回はこちらも掘り下げていきたいと思います。

↓こちらの記事↓

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「伸びるテグス」って何?

伸びるテグスとはその名の通りゴムのように伸びるテグスです。

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

伸びるテグスは大きく分けて2種類あります。

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

①1本のテグスがそのままゴムのようになったもの(テグス状のゴム)

代表…ノビロン、モビロンなど

②多数の線維が集まってできているもの(繊維状のゴム)

代表…オペロン、スーパーアンタロンなど

透明なノビロンに対しオペロンは白色だったり、断面がノビロンは丸のところ、オペロンは平らだったりとそれぞれ特徴はあります。

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

ではどちらを使うかについては仕上がりの好みもあるので一概には言えません。

強いて言えばかっちり仕上げたい場合はハリのある「テグス状のゴム」を、柔らかく仕上げたい場合はしなやかな「繊維状のゴム」が適しているかと思います。

どちらを使うにしても亀裂が生じていたり線維が一部切れてボソボソしてきたりしたら取り替えのサインですので早めにテグスの交換をしましょうね!

伸びるテグスでブレスレットを作ってみよう!

伸びるテグスの一番の使い道といえば「ゴムブレスレット」です。

実際にゴムブレスレットを作ってみましょう!

準備するもの

・伸びるテグス

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

今回はオペロンを使っています。

・お好みのビーズ

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

本体となるビーズのほか、スペーサーやチャームなどデザインのアクセントになるものを追加してもいいですね。

・ブレスレット用のデザインボード

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

あると便利なお役立ちツールです。

それぞれの長さの溝にビーズを並べてブレスレットのデザインを考えることができます。

何種類もの長さの溝があらかじめ準備されているのでとても簡単です。

お持ちでなければコピー用紙をご準備ください。

このほか、はさみ、ビーズマット、ワイヤー、マスキングテープをご準備ください。

作る前の下準備

*ブレスレット用のデザインボードをお持ちの方はこの工程は飛ばしてください

ブレスレットを作るときに手首周りの長さを計ると思いますが、その長さをそのままブレスレットの長さにしてはいけません。

手首周りを14cmと仮定してその長さ分のビーズを通しました。

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

これをブレスレットにすると手首に触れる内周は約11cmとなってしまい、手首周りが14cmの人が使うにはきつい仕上がりとなってしまいます。

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

きちんと内周が手首の長さになるように型紙を作り、その周りにビーズを並べてデザインを考えるというやり方をします。

型紙の作り方

コピー用紙に縦3cm×横(手首の周りの長さ)+(余裕分0.5〜1cm)+(のりしろ1cm)の長方形を描きます。

足している0.5~1cmの部分は手首へのフィット感の好みもあると思うので個人で調節してみてくださいね。

私の手首周りは13.5cmでしたので準備する長さは

縦3cm×(13.5+0.5+1)=15cmとなります。

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

手持ちの折り紙がちょうど15cmだったのでそれを活用しました。

切り取ってのりしろ部分で円形にしたら型紙の出来上がりです。

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

これをビーズマットの上に乗せて周りにビーズを置いて作っていきます。

作り方

1. デザインを考えます。

デザインボードか型紙の周りにビーズを並べます。

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

納得のいくまで並べてくださいね。

できればここで写真を撮っておくと万が一バラバラになっても大丈夫です♪

2. テグスを準備します。

伸びるテグス(オペロン)を50cm切り、半分に折ります。

(伸びるテグスは普通のテグスと違って巻きグセはつかないのでそのまま使えます。)

糸端をマスキングテープなどで固定し、通したビーズが抜け落ちないようにしておきます。

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

このままではビーズを通しにくいのでワイヤーをつけます。

ワイヤーを10cm切り、半分に折ります。

テグスにワイヤーを引っ掛けるようにつけたらテグスの準備は完了です。

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

*テグス状のゴムを使う場合

テグス状のゴムはハリがあるのでそのままビーズを通すことができます。

なので25cmくらいの伸びるテグスを準備し、ビーズが抜けないようにマスキングテープなどでテグスの端を留めておけば準備完了です。

3. ビーズを通します。

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

せっかく考えたデザインを崩さないように順番に通していきます。

4. 糸を結んで処理します。

全て通せたらワイヤーとマスキングテープを外し、輪になっている部分に糸端の1本を通して引き締めます。

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

そのまま固結びをします。

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

糸を切る前にブレスレットを引っ張ってみて結び目が解けたり緩んだりしないことを確認してから結び目より2~3mmのところをテグスを残して切ります。

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

結び目をビーズの中に隠したらこれで完成です!

「伸びるテグス」ってどんなもの?何が作れるの?

まとめ

ゴムブレスレットは金属を使わないので金属アレルギーでアクセサリーを諦めている人にはぜひ使って欲しいファッションアイテムです。

春夏は透明なガラスビーズや淡い色のビーズを中心に、秋冬はウッドビーズやマットカラーのビーズを中心に作るとフォッションにも合わせやすいですよ。

また、お子様と過ごす時間にゴムブレスレット作りもオススメです。

3歳くらいから取り組め、大人じゃ考え付かないような配置・配色で作るので面白いですよ。

集中して取り組む子の姿を見るのも親としてまた楽しいものです。

100円ショップでゴム状のテグスもビーズも購入できるのでぜひ作ってみてくださいね!

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