ハンドメイド

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

アクセサリーが欲しくてお店に行った時に「素敵なんだけどもうひとつ」となったり、欲しいデザインがなかったりという経験はありませんか?

そんな時に自分が欲しいアクセサリーを自分で作れるといいですよね。

でもハンドメイドでアクセサリーを作ってみたい!と思った時にどんな材料や道具を揃えたらいいのか、迷いますよね。

今回はハンドメイドアクセサリーを作るにあたって準備すべきものをご紹介いたします。

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そもそもどこで買えるの?

ハンドメイドアクセサリーに関わる材料は基本的に手芸店で手に入ります。

地域は限られますが、ビーズに特化した手芸店もありますのでそちらを利用されるのもいいかと思います。

手芸店の他には100円ショップにも今はかなり豊富にハンドメイドアクセサリーに関する商品が取り扱われています。

まずは試しに100円ショップのもので試してから専門店に移行する、という方法でもいいかもしれませんね。

アクセサリー作り、何が必要?

アクセサリー作りで必要なものは様々ありますが、「これがないと始まらない!」という必要最低限揃えたいものがあります。

これから紹介するものを揃えてから作るものに応じて増やしていくといいですね♪

工具・道具類

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

ハンドメイドアクセサリーはほとんどの場合に金属部品を使います。

そのために必要な工具が存在します。

平やっとこ

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

噛み合わせ部分が平らになっているタイプのやっとこです。

カン類の開閉などに使います。

似ている道具に「ペンチ」がありますが、ペンチは噛み合う部分がギザギザになっており根元で金属を切ることができるという違いがあります。

ペンチでもハンドメイドアクセサリーの工具として使用することはできますが、先端のギザギザのせいで金属を傷つけてしまう可能性があり、その傷から錆びてくるというデメリットがあります。

丸やっとこ

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噛み合わせ部分が丸くなっているタイプのやっとこです。

Tピンや9ピンの先端を曲げたり、メガネ留めを作ったりと主に「金属を丸める」作業をするための道具です。

ニッパー

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金属を切る時に必要となるのがこの「ニッパー」です。

ニッパーの使用頻度も高く、後述するTピンや9ピンのカットやチェーンを短く切る時など金属を切るときは全てニッパーを使います。

先端まで刃になっているので細かい作業がしやすいです。

工具についてはこの3つが必要不可欠です。

逆にこの3本以外は要りません!

値段はいずれもピンキリですが、100円ショップでは108円~324円で、ビーズ専門店では500円ほどで販売されてます。

指カン

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

こちらは「必要最低限の道具」には入りませんが、あると便利な道具に「指カン」をご紹介します。

指カンはカン類を開閉する時に用いる道具で、このように指につけて使います。

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

つける位置は人それぞれで親指の人もいれば人差し指の人もいます。

溝を使ってカン類の開閉を行うのでいちいちあれこれ工具を持ち替えずに済み、作業効率がUPするのでオススメです!

たくさんアクセサリーを作る場合には持っていて損しないお役立ちグッズです。

指カンは100円程度で手に入ります。

基本金属

続いてアクセサリー作りに欠かせない基本の金属素材の材料をご紹介します。

一口に「基本金属」と言っても本当にたくさんの種類が存在するのでその全てをここで語るのは不可能です。

なので今回はどのアクセサリー作りにも共通する材料を紹介します。

これに加えて必要なものをさらに揃えていく、というスタンスでいいと思います。

Tピンと9ピン

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

ビーズを使ったぶら下げパーツを作ったり接続パーツを作ったりするのに必要なのが「Tピンと9ピン」です。

それぞれ太さも長さもいろいろな種類があり、作る物によって選ぶことができます。

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

細ければ繊細な印象、太ければ力強い印象となります。

ただ、細いピンの場合は太いピンに比べて強度が劣るのでその分完成品の取り扱いには注意が必要です。

無理な力で引っ張ったりしないように気をつけてくださいね。

もし迷ったら太さまずは0.6~0.7mm、長さ30mm前後のものを選べばいいと思います。

丸カンとCカン

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

どちらも基本的にはパーツ同士を接続するための基本金属ですが、丸カンを使って作る「チェーンメイル」という手芸技法も存在します。

ここでは接続の用途としてお話ししますね。

ピン類と同様、こちらも太さも大きさも様々ですので作る物に合わせて選びます。

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

迷った場合はまずはこちらも太さ0.6~0.7×4mmのものを選ぶといいでしょう。

では丸カンとCカンのどちらを使えばいいのか?ですが、これは完全に「好み」です。

作品を作った場合、どちらで作った方が好きか?で決めていいと思います。

ちなみに私はCカンの方が好きです。

理由もきちんとあって、Cカンはカンの開閉部分が必ず作品に対して垂直になります。

抜け落ちやすい開閉部分を避けてパーツをつなげることができるので壊れにくい作品を作ることができるからです。

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

あとは見た目が直線的なので作品全体がすっきりするからです。

 

使い方

基本金属の使い方をご紹介します!

Tピンと9ピンの基本の使い方

ピンにビーズを通します。

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

ビーズのすぐ上の部分で90°に曲げます。

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曲げた先を7mmくらい残してニッパーで切り取ります。

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

丸やっとこで先端を掴み、手首を返すようにして丸めていきます。

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

ここは迷わずグイッ!といきましょう。

半円ずつ2回に分けて丸めます。

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

このとき丸やっとこの丸みに沿わせるようにすると綺麗に丸めることができます。

隙間なく閉じれば完成です!

丸カンとCカンの使い方(やっとこを使う場合)

使い方はどちらも共通です。

やっとこで開閉部分の近くを掴み、前後にひねるように開きます。

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

この時、決して横方向に開いてはいけません。

横方向に開いてしまうとカンがきちんと閉じなくなってしまいます。

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

開いたらパーツを通して先ほど同様に前後にひねって閉じます。

掴むやっとこは平やっとこ2本が理想ですが、私は平やっとこと丸やっとこを使っています。

この方法で何年もやっていますが特に問題はないようです。

丸カンとCカンの使い方(指カンを使う場合)

利き手とは反対の指に指カンをはめます(私は親指派)

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

平やっとこでカンの開閉部分付近を掴んで指カンの溝に入れます。

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

そのまま前後にひねるとあっという間にカンを開くことができます。

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

作品例

工具や基本金属の使い方を踏まえて早速作ってみましょう!

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

こちらはTピンで作ったパールチャームとメタルフープ、イヤリング金具をCカンで繋ぐだけです。

紹介した基本金属の他にイヤリング金具とメタルフープを足しています。

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

メタルフープが正面を向くようにイヤリング金具とメタルフープの間にはCカンを2個繋いでいます。

メタルフープとパールパーツはCカンを使わずにTピンの輪の部分を開いて(カン類と同様に前後に開きます)ダイレクトにつなげてもOKです。

さあ、自分だけのアクセサリーを作ってみましょう!

ハンドメイドアクセサリーを作るのに必要な道具と材料は?どこで買えるの?どう使うの?

自分で作ったアクセサリーは世界にたったひとつですので愛着が湧きますし、誰かに褒められた時には本当に嬉しいものです。

それに出来上がった時の達成感はとても気持ちが良いのでまた作りたくなっちゃうから不思議です。

上手に100円ショップと手芸店を駆使すればアクセサリー作りの初期投資も結構抑えられますよ。

まずは1つ、作ってみませんか?

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