AMAZONオリジナル海外ドラマ
「カーニバル・ロウ」シーズン1
ネタバレまとめ
Amazonプライム・ビデオで配信中の海外ドラマ、
「カーニバル・ロウ」のあらすじや感想をご紹介します!
*あらすじ*
妖精達がつつましく暮らしていたアヌーン王国は戦乱の中、
パクト軍に占領され、妖精達にとっては地獄のような場所に…
そこから妖精達を救出する仕事をしていたヴィネットは
命の危険のある仕事を辞めてバーグ王国に行くことを決め、
船に乗りこみますが、その船が難破してしまいます。
九死に一生でバーグにたどり着き、契約が残っていたヴィネットは
スパーンローズ家のメイドとなり、イモジェンの侍女になります。
一方その頃、19世紀初めごろのイギリスのような街並みの歓楽街、
「カーニバル・ロウ」では羽根を持つフェイや角があるパックなど
妖精たちが大勢移住しており、人間達にはクリッチと呼ばれ
嫌がらせや差別を受けていました。
移住してきたクリッチ達に仕事を奪われてしまうという危機感や
クリッチ達が売春などを行い、バーグの治安が乱れるというような
議論が議会で加熱していきます。
そんな中、妖精達が狙われ肝臓を抜き取られる連続殺人事件が発生、
元兵士のファイロ捜査官が調査に乗り出します。
そして調査が進むにつれ、ファイロ捜査官の出生の秘密や
被害者達の共通点や貴族達のスキャンダルが明らかになっていき
各々の目論みが交差していき、ストーリーはクライマックスへと
近づいていきます。
*シーズン1ネタバレ*
上流階級の宰相のアブサロムは妖精との間に子を授かり、
そして生まれた半妖精(ハーフブリード)の子どもがファイロでした。
それを知ったアブサロムの妻、パイエティは家のスキャンダルを
隠そうとファイロの母親であるアシュリンや、育った施設の
施設長や医者のモランジなどを口封じの為に殺害していきます。
最後にはアブサロムを殺害、さらに魔術で怪物を操りファイロを
殺そうとしますが間一髪のところでヴィネットに助けられ
相思相愛の二人、これでハッピーエンドかと思いきや、
宰相をパックが殺害したとされクリッチ達をロウから出る事を禁止、
ヴィネットもクリッチとしてロウの中に閉じ込められてしまいます。
それを見たファイロは「自分もクリッチだ」と警察に告げ、
ヴィネットと共にロウに入るところでシーズン1は終了します。
*感想まとめ*
ストーリーは今現在の移民問題を思わせるような箇所も
あって中々考えさせられるドラマでしたが、
映像もストーリーもダークファンタジー好きにはたまらない!
切り裂きジャックを連想するようなシーンも多く、
ファイロ役のオーランド・ブルームももちろんですが
どの役者さんも熱演されていて話に引き込まれてしまい、
気がついたらシーズン1、一気見してしまいました…!
ファイロとヴィネットを中心に物語は進みますが、
個人的にはヴィネットがメイドとして雇われる
スパーンローズ家のお嬢様、イモジェンが
隣に引っ越してきたパックのアグレウスを散々嫌だ嫌だと
言っていたのにも関わらず最終的にはアグレウスに感化され、
世間体を気にするより欲望のままに生きる!と、
一番はっちゃけて駆け落ちして何処に行きたいかと聞かれ
「新天地へ、遠くがいいわ!」と。
清々しいほどの意識の変化!
ですが、クリッチを差別する世界で生きてきた彼女が
差別してきた人たちを噂だけでこうだと決めつけて
避けてきた、馬鹿にしてきたけれど、
実際に知り合ったクリッチであるアグレウスと
多少ぶつかりながらも自分の価値観を変える
きっかけになって、愛し合うようになる…
まるでジェーン・オースティンのプライドと偏見の
ような展開でキュンとしました。
シーズン2も作成が決定しており、
ファイロとヴェネットはロウから出て晴れて
自由の身になれるのか、続きが気になりますが、
まずは11月には吹き替え版が配信予定です!
是非チェックしてみて下さいね!