神が指示した祭壇に訪れ、扉の開錠に成功するも、殺戮の像達は動き出し、旬達を再び追い詰めていく。
一人が逃げ出せば、扉は締まり縮めていくと、仲間を見捨て生き残る事が正解なのか?
それとも神の恐怖に打ち勝つことが成功なのか?
命を懸けた最後の神の問いかけに、旬は正解を見出せるのか!
俺だけレベルアップな件第9話のネタバレ!臆病者は救われる
扉が開いたと歓喜が沸き立つ中で迫りくる殺戮の像達。
今までハンター達を無慈悲に殺し続けた像を前にし、沸き立つ歓喜もなりを潜め、怯えだしてしまうハンター達に、旬は視線を逸らさずに警戒しろと言うも、半死半生で疲弊した精神は限界に達し、一人のハンターは逃げ出してしまいます。
旬は罠かもしれないと呼び戻そうとするも、開いた扉へと駆け込んでいくハンターの女は、旬達に振り向くことなくに一心不乱になりながら扉を潜り抜け、あっさりと脱出に成功します。
姿が無くなり、何も起きた様子の無い扉を見て、なんの罠も無かったと、唖然とする旬達。
まさか今なら逃げ出せるのかと、そう思うも、旬はこれは罠だと察します。
燈った炎が一つ消え、残りは5つと、今いる人間の分だけ燈った炎が消え、開いた扉が動き、出入り口は少しだけ縮まってしまいます。
しかし青い炎は煌々と燃え、何故に燈った炎と違う燃え方をしているのかと疑問を持つ旬。
これは信仰を試しているのではないのかと察し、今はここで恐怖に打ち勝ち、神の信仰を続けなければいけないのではと旬は推理します。
──が、そんな彼の推理を聞くゆとりなどはなく、逃げられるのならばと駆け出すハンターの男は、旬を置いて我先にと扉を潜り抜けてしまいます。
俺だけレベルアップな件第9話のネタバレ!青い炎の意味
旬を見捨てて逃げ出したハンターの男も無事に脱出し、炎はまた一つ消えてしまい残り4つ。
青い炎はだけは未だに燃え続けていました。
逃げ出す事が出来るかもしれないと、目の前のある開いた入口がまた少しだけ狭くな縮まり、扉は締まろうと動き出します。
少なくなった人数に反応した像がまた動き、距離は縮められていきます。
真島は締まろうとする扉を見て駆け出そうとするも、旬は彼を必死に止めます。
逃げ出す事が正解では無いと本能的に察し、逃げた先に何が待ち受けているのか解らない状況での行動は危ないと、ここに残るべきだと言う旬。
像と向き合えば攻撃はされず、人数が少なくなれば死角が増え全滅するかもしれないと、必死に真島を説得しますが、真島は旬の言葉に耳を貸しません。
もしあの青い炎が消えれば、もう扉は開かないかもしれないと、恐怖に駆られていた真島は、一刻も早くにこの場から逃げ出したかったのです。
しかし旬は言います。
あの青い炎が燃え終わるまで待たなければいけないのは、神の像が告げた試練なのだと、それに正解しなければ全員が生きて出られないと告げます。
旬は片足を失い、馬渕は片腕を失う重傷を負い、観月は疲弊しまともに走れないと、例え逃げ出しても、無事に扉へと近づけるかも解らない三人。
そしてあの開いた扉が罠としか思えず、今は神の試練に耐える事が最善なのだと必死に告げ懸命に真島を引き留めますが、もしそれが間違いならと、旬は問われます。
青い炎が燃え尽きたら、それこそ全滅するのではないのかと、真島の言葉に旬は絶対的な確信を告げる事が出来ませんでした。
そして真島は決断します。
俺だけレベルアップな件第9話のネタバレ!逃げ出す卑怯者
真島は最弱のハンターである旬がここまで活躍できるとは思ってみなかったと告げ、旬のおかげで生き延びる事が出来たと感謝を言います。
いきなりの言葉に唖然とする旬。
馬渕も観月もそんな彼の思いがけない言葉に唖然としていました。
真島は続けます。
最弱のハンターでありながら、どんな状況でも己を見失う事なく、冷静に謎を解いていき、結果として命を助けてくれた事を、心から感謝していると言い、言葉を詰まらせたかのように逡巡しながら真島は旬に、
……すまない、と。
心から謝罪をし、次の瞬間に扉へと駆け出してしまいます。
真島は死にたくはなかったのです。
生きて家族の下へと帰りたいと願い、もしあの扉の先に罠があろうとも、この部屋にもう居たくは無いと願う真島は、旬達を犠牲にしても自分だけは生き残りたいと願い、彼は扉へと駆けていき、そして潜って部屋から抜け出してしまいます。
真島の行動に虚を突かれたことや、また一人だけ逃げ出したことに、旬は怒りを露にしていました。
今、全員で助からなければいけない時に、一人だけで逃げ出した真島。
例え謝ろうが、自分達を見捨てて一人だけで生き残ろうとした卑怯者を許す事は出来ず、旬はただ、悔しさに怒りを露にしていました。
俺だけレベルアップな件9話の感想
真島が卑怯すぎる裏切り行為と、鬼畜な行動力に怒りが爆発しそうな展開を迎えた今作。
扉が開き逃げ出すチャンスが到来したと、我先に逃げ出すハンター達。
そんな中でも旬は重傷を負った馬渕や真島や観月を助けようと必死に頑張っているにも関わらず、自分だけが助かれば良いと逃げ出す奴らに鉄槌が下ればと思いたくなるような雰囲気で、旬達はピンチを迎えてしまいます。
像は旬達との視線が外れてしまえば動き出してしまうので、視線を外すと余計に身動きが取れない状況になってしまい、下手をすれば全滅にも関わらず逃げ出してしまう状況の中で、旬はここに残るべきだと訴えます。
明かな青い炎と、その揺らめきが消えない間でここに残らなければいけないと、部屋の謎に従っての行動を示す旬でしたが、彼の意志の強さに及ばない卑怯者がまた出てしまいます。
真島の相方が死んでしまい、逃げ出して助かったハンターを見て、自分も助かりたいと願う彼は、旬に謝罪しながら逃げ出す失態を犯してしまいます。
卑怯者と罵りたくはなるのですが、自分がこういう状況に追い込まれてしまえば、彼の気持ちもわからないではありません。
しかしみんなで助かろうとする旬の想いを無下にした彼の行動に、結果として観月と馬渕に旬が追い詰められてしまうと、絶体絶命の状況の中で、絶対に助かろうと意欲を燃やす旬の足掻きは、どんな奇跡を起こしてくれるのかと次回に期待したいです。
俺だけレベルアップな件第9話のネタバレと感想!逃げ出す卑怯者まとめ
扉が開き逃げ出していく仲間達。
助かりたいと願う生存への欲望のままに裏切り駆け出していく面々に怒りを覚える旬。
全員で生き残らなければいけないと仲間の力が必要な中で、最後の裏切り者が出てしまう。
すまなかったと、告げて逃げ出す真島。
たった3人で生き残る事が出来るのか?
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