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テレワークするには何が必要?在宅での仕事を快適に!

テレワークするには何が必要?

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、不要不急の外出自粛の動きがますます広がってきました。

政府は、人と人との接触を8割減らすよう国民に求めています。

その影響は労働現場にも及んでいます。

パーソル総合研究所は4月17日に緊急事態宣言(7都府県)後のテレワークの実態について、全国2万5千人規模で調査を行ったところ、テレワークの実施率は全国平均で27.9%だということがわかりました。

1ヶ月前の調査からおよそ2倍以上増加しています。

テレワークを推奨・実施する動きが盛んになってきたことがうかがえます。

 

では、実際にテレワークを実施するには、どのようなことが必要になるのでしょうか?

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テレワークするには何が必要?

それは、

  • 勤怠管理方法の取り決め
  • セキュリティの整った情報通信システム・PC
  • 作業環境の整備

の3つです。

テレワークに必要なこと

  • 勤怠管理方法の取り決め

会社に出勤する場合、業務開始や業務終了時間を

タイムカード等で管理しますが、テレワークの場合

どのように勤怠を管理するかが重要になります。

 

もちろんテレワークの従業員は会社のタイムカードを

切ることはできませんし、自己申請で報告してもらうと

すると不正申告があるかもしれません。

 

そこで、リモートでも打刻や労働時間の記録をできるように

するために、勤怠管理システムを導入しましょう。

 

具体例として、勤怠管理システムを1つ挙げます。

・ジョブカン

クラウド型の管理システムで、業界No.1の実績があります。

導入コスト:初期費用0円、月額一人あたり200円

出勤管理、シフト管理、有休管理など簡単に行えます。

無料で30日間のトライアルもあるので、敷居は非常に低いですよ。

 

他にも「マネーフォワードクラウド勤怠」や「AKASHI」など

さまざまな勤怠システムがあるので、用途に応じて調べてみてください。

 

また、評価制度も課題になります。

テレワークだと上司と部下が対面しない分どうしても

働きぶりが見えづらくなってしまうので、テレワークによる

仕事の質や成果をしっかり評価できる体制づくりが必要です。

 

  • セキュリティの整った情報通信システム・PC

テレワークにおいては、会社内のシステムに自宅のPCから

アクセスしてデータの送受信を行ったり、テレビ会議や

チャットで社内の従業員とコミュニケーションを取ることも

しばしばあります。

 

このとき、通信のセキュリティが万全でないと第三者から

通信内容を傍受されたり、思わぬ情報漏えいなどを招いて

しまうかもしれません。

 

自宅で使う作業用のPCについて、会社から支給された物

だったらしっかりセキュリティ対策が施されたPCであると

思うので大丈夫ですが、もしプライベート用のPCを使う場合、

ウイルスや不正アクセス対策などがちゃんとなされているかを

しっかり確認しましょう。

 

テレワークの通信環境構築方法として、

・VPN(Virtual Private Network)の利用

・シンクライアント端末(HDD等の記憶媒体装置がないPC)と

シンクライアントサーバの導入

などがあります。

 

VPNは、会社と自宅など離れた場所の間を仮想的な

専用回線でつなぐことで、安全なデータ通信を行う仕組みです。

 

シンクライアントは、サーバ側でアプリケーションを

実行して端末に画面を転送して端末側でアプリケーションの

操作を行う方式です。

端末側にデータが残らないので、セキュリティ面で

メリットがあります。

 

  • 作業環境の整備

自宅で作業を行う場合、従業員の健康を考慮した環境を

整備することが重要です。

具体的には、作業デスク・椅子、照明、空調設備などです。

作業効率がアップする環境作りはとても大事ですよね。

 

また、テレワークで生じるインターネット回線の通信費や

エアコン等の光熱費の負担について、会社側で負担するか

従業員側の自己負担なのか協議をしておくことも必要になります。

 

テレワークのデメリットについて

個人的には運動不足になりがちになってしまうことが

一番のデメリットだと思います。

 

普通会社へ通勤するとき、駅から会社へ歩いたり、

階段の上り下りをしますよね。

でも、在宅勤務だとそういった動作がなくなるので、

大幅に運動量が落ちてしまいます。

 

なので、

・普段出勤する時間にウォーキングやジョギングする

・家の中で筋トレする

・家にいる時間が長いからこそ、普段できていない家事に力を入れる

などなど意識的に体を動かすようにしましょう。

 

また、人とのコミュニケーション不足によって、他の従業員から

孤立しているように感じるという人も多いみたいです。

 

上司と部下が面と向かってコミュケーションできないので、

業務の指示が伝わりづらい、進捗確認に時間を要する

といった問題もあります。

 

まとめ

新型コロナウイルスの影響で徐々に広がりを見せているテレワーク。

 

筆者が勤務する会社ではテレワークが未実施なので、

毎日相変わらず電車で出勤していますが、以前と比べ

驚くほど電車内がガラガラになりました。

 

人との接触を大幅に削減できるだけでなく、通勤時の

満員電車解消にもつながるのです。

 

なので、テレワーク実施の風潮はコロナ禍の今だけにとどまらず、

コロナが収束した後も継続してほしいと思います。

 

私たちは、今一度働き方を見直すいい機会なのかもしれません。

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